注目第33回試験受験申請学科対策論述面接ロールプレイAIと雇用2026年(令和8年)7月10日 金曜日創刊号
キャリア

相談の仕事を続ける収入の組み立て方——一本に頼らない考え方

現場のキャリア支援📖 約1分で読めます2026年7月10日 公開(創刊号

相談の仕事を続けていくうえで、避けて通れないのが収入の話です。ここでは具体的な金額には触れません。地域や働き方によって事情はまったく異なりますし、数字を挙げること自体が誤解を生むからです。お伝えしたいのは、金額ではなく「組み立て方」の考え方です。

相談の仕事を長く続けている方に共通するのは、一本の収入源に頼っていないことです。個人との面談だけで暮らしを支えるのは、正直に言えば容易ではありません。続いている方の多くは、面談に加えて、研修や講座の場、教育機関での関わり、公的な支援への参加、企業からの委託といった複数の仕事を組み合わせています。

なぜ組み合わせるのか。理由は二つあります。一つは、収入の波をならすため。 相談の依頼には季節や景気の波があります。複数の柱があれば、一つが細っても暮らしが揺らぎにくくなります。もう一つは、学びが循環するため。 研修で話すために面談の経験が生き、面談の場で研修の知見が生きる。異なる仕事が互いを支え合うのです。

大切なのは、いきなり全部をそろえようとしないことです。まず一つの柱を育て、余裕が出たら次の柱に手を伸ばす。焦らず順に組み立てていくのが現実的です。

収入の設計は、数字を追う前に、どんな仕事の組み合わせで自分らしく続けられるかを考えるところから始まります。組み立て方が定まれば、金額はあとからついてきます。

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