合格してからが本番——学び続けるキャリアコンサルタントの研鑽のかたち

国家資格キャリアコンサルタントの試験に合格した方が、次に直面する問いがあります。「実践の機会を、どうやってつくるか」です。
資格を取っても、相談の実務経験を積む場が自動的に用意されるわけではありません。そして面談の技能は、使わなければ確実に鈍ります。試験勉強で身につけた15分のロールプレイの感覚も、半年間何もしなければ薄れてしまいます。
学び続けている有資格者の研鑽には、共通するかたちがあります。
ロールプレイの練習を続けること。 資格取得後もロールプレイ?と思われるかもしれませんが、実は逆です。試験がなくなってからのロールプレイこそ、評価を気にせず自分の課題に向き合える、本当の練習になります。有資格者同士で定期的に集まり、キャリアコンサルタント役・クライエント役・観察役を交代しながら練習する会は、各地で行われています。
事例を振り返る仲間を持つこと。 自分の面談を自分で振り返るには限界があります。うまくいかなかった面談を安心して話せる仲間、経験の長い先輩に意見をもらえる場——こうしたつながりが、独りよがりを防いでくれます。
上位の目標を置くこと。 キャリアコンサルティング技能検定2級(次回は12月13日に学科・論述、受検申請は9月16日〜30日)のような次の目標は、日々の研鑽に張りを与えてくれます。目標があるから練習が続く、という順序は、受験時代と変わりません。
資格は取って終わりではなく、使い続け、磨き続けるもの。本紙のこの面では、研鑽を続ける方々の実践を、これからも紹介していきます。
キャリラボ——本紙の発行元が運営する、学びと練習の場所
キャリアコンサルタントをめざす方と有資格者のためのサイトです。学科・論述・面接の練習、講義動画、セミナーや相互のロープレ練習会まで。国家資格・技能検定2級/1級に対応。登録はメールアドレスだけ・1分で完了: